心と体にエネルギーを注入する 心ストレスデトックス9箇条
- ノンカフェイン飲料で心を落ち着かせる
- 関節を回して、こり固まった筋肉をほぐす
- とにかく睡眠時間を確保してみる
- 1日に3回はたんぱく質を食べよう
- いつもの生活をちょっとだけ変えてみる
- うまくいったイメージを膨らませる
- フレグランスを使ってオンとオフを切り替える
- 相手の長所をどんどん褒めてみる
- 時計を見ない日を作ってみる
ノンカフェイン飲料で心を落ち着かせる
「お茶やコーヒーを飲んで、ホッと一息」なんていうフレーズを聴いたことがありませんか? なんだかそれっぽいコピーですが、ちょっと待ってください。
コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれているカフェインには、交感神経を活性化する働きがあります。 実はこのカフェイン、「ほっと一息」とは正反対に、不安や心配を高めてしまう可能性の方が高かったりします。 1〜2時間の間にカフェインを500mg〜1g摂取すると、不安感が増大してしまうことが医学的にも証明されていたりします。なのでカフェイン飲料の飲み過ぎには注意が必要ですよ。
本当に心を落ち着かせたいときは、麦茶やハーブティーなどのノンカフェイン飲料がおすすめです。 いざというときの精神統一にはもってこいです!って、そんな人いないか。 ちなみに管理人のお薦めは、そば茶。お洒落系な人はハーブティーをどうぞ。
関節を回して、こり固まった筋肉をほぐす
イライラが重なってくると、思わず大きな声で叫びたくなる!(私だけ?) その場で思いっきり叫んでしまえばいい!なんてそんな事は出来ません。
こんな、自分の感情を押さえきれなくなるような時は、交感神経がかなり興奮している状態! 興奮状態にある場合、頭や肩、首の回りの筋肉が硬直して、血の巡りが悪くなっています。 「頭に血が上る」というのは、実は、血液の循環が悪くなって冷静に物事を判断出来ない状態だったりします。
そんな興奮状態に陥ってしまったときは、肩の関節をぐるぐる回したり、首を回して筋をゆっくり伸ばしてみましょう。 ネコの首を掴むような感じで、首の後ろを手のひら全体でマッサージするのも気持ちいいですよ。 お手当て効果も有りますし。 (興奮状態の時に、こんな事を思い出せるか?という疑問は残りますが...)
こうすることで、こり固まった筋肉がほぐれて、だんだんと血行も改善されてくるはずです。 大きな深呼吸を所々に入れながら繰り返し行えば、きっと冷静沈着な柔らか頭にもどるはず。 とは言っても、個人差があるので保証は出来ませんが。
とにかく睡眠時間を確保してみる
ぐっすりと眠るという行為ができていないのが現代人。 しっかりとした睡眠を取ることで、心の平静さを保つ脳内物質セロトニンが分泌されて、心を癒す効果があったりします。
早起きはしなくてもいいから(!?)、早寝だけを心がけて、しっかりと睡眠時間を確保しましょう。 「僕は私は現代人だから睡眠不足は当たり前!」なんて事では、現代人に要求される仕事や課題に立ち向かうことが出来ないかもよ!
1日に3回はたんぱく質を食べよう
脳の慟きの鍵を握っているのが、脳内物質。 たとえば、心を穏やかに保ち、冷静な判断をするにはセロトニン。 意欲的に行動するためにはドーパミン。 充実した幸せな気持ちにさせるのがβ−エンドルフィン、などなど。
これらの脳内物質は、アミノ酸というたんぱく質から作られます。 つまり、脳がきちんと慟くためには、たんぱく質をしっかり摂ることが必要不可欠です。 出来ることなら1日に最低3回タンパク質を食べることを、毎日続けたいものです。
およその目安は...
- 卵 1個
- 豆腐 半丁
- 魚 パック売り切身1切れ
- 納豆 1パック
となりますが、飽きてしまうこと間違いなし!
いつもの生活をちょっとだけ変えてみる
通勤ルートを変えてみる。 通勤方法をバスから自転車に変えてみる。 アイメイクやリップの色を変えてみる。 日常生活で負担にならない程度に、こんな小さな変化を意識して起こしてみましょう。 マンネリを打破することで、プラスの面を見出せる?
うまくいったイメージを膨らませる
自分とよく似た環境にある映画やドラマの主人公に、とことん自己投影してみましょう。 ここで大切なのは、ハッピーエンドのものを選ぶということ。
人生のどん底にいた主人公が、そこから何とか這い上がり、いろいろトラブルに巻き込まれつつも、成功に向かって努力を重ね、やがて実を結んで幸せになる。
これと同じ事を自分にも重ねてみるのです。 「大変なのは自分だけじゃない!」という感情を主人公と共有することで、心が軽くなること間違いなし! 自分も幸せになる!という強い意志を持たないと、ただむなしいだけで終わってしまうかも。
フレグランスを使ってオンとオフを切り替える
休日も仕事のことが頭からはなれない。 まじめな人ほど息抜きするのが苦手な傾向があり、休憩をするタイミングもいまいちだったり。 そして、がんばりすぎて心身共にくたくたになってしまう傾向が。
そんなときは、オンとオフを上手に切り替えるために、香りの力を借りてみましょう。 香りは記憶と結びつきやすいものだったりします。 つまり、よい記憶や思い出の経験がある香りは、よい感情を呼び起こせるのです。 心を切り替えるタイミングに、この方法を使ってみてはいかがでしょうか?
くれぐれも、苦い思い出を呼び起こすような香りを使わないでください。 たまにはそれも、よい方に向かうかもしれませんが。
相手の長所をどんどん褒めてみる
マイナス思考に陥りがちなときは、暗く沈みがちになりやすいもの。 自分のせいで周囲の雰囲気まで暗くしてしまったら大変です。
そんなときは、とにかく自分の周りにいる人を褒めてみましょう。 すると、褒められた人はうれしくなって、褒め言葉を返してくれるはず。 それが、自分の自信回復に繋がって、立ち直りのきっかけになるかもしれません。
時計を見ない日を作ってみる
月に一度でもいいから、できるだけ時計を見ないで過ごす休日を作ってみましょう。 時間にとらわれず、自分がやりたいことだけをして過ごす。 意識的にこんな一日を作って、脳や体をリラックスさせてあげることも必要です。
当然、携帯電話の電源をオフにすること。 あなたは出来ますか?