有酸素運動が生活習慣病予防になるというこじつけ5段階!
本当の理想のボディを手に入れるためには?
すっきりと美しい体を手に入れたいなら、食事に気を配ることに加え、スポーツを取り入れるのが一番です。 なぜかというと、摂取エネルギーをダウンさせるのではく、消費エネルギーをアップさせることが大切だからです。
食事を制限するダイエットで痩せても、どことなく健康的に見えないのはそのせいかもしれませんね。
じゃあ、なにが健康的で効果的なのかというと、やっぱり『有酸素運動』。 呼吸をしながら酸素をたくさん取り入れて行う運動で、体内で酸素と脂肪が結びつき、水と二酸化炭素に分解してエネルギーに変化させるアレです。
詳しくは下に挙げた有酸素運動に関すウェブサイトを見てください。
有酸素運動で脂肪を燃やすには、続けるということが重要なポイント。 お気軽&手軽なウォーキングも有酸素運動のひとつです。 自分に合った『スポーツ』を見つけて、日々の生活に取り入れたいものです。
筋肉はエネルギーの燃焼工場
ところで、日常生活や運動中に、最もエネルギーを消費してくれるのは筋肉であることをご存じですか?
人間は一定の体温を保ち、呼吸をするなど、なにもしなくても常にエネルギーを消費しています。 このような、人間が生きるために必要なエネルギーを「基礎代謝」といいます。
その割合は、消費エネルギー全体の60〜70%をも占め、ほとんどが筋肉内で消費されています。 基礎代謝量は、まさに個人の筋肉量と比例しているのです。
でも、女性はもともと脂肪の量が多く筋肉が少ないため、基礎代謝が低いという特徴があります。 また、年齢とともに筋肉が衰え、基礎代謝量が減少してしまう傾向にあります。
筋力アップでリバウンドを防止
その筋肉量を増やす手助けをしてくれるのがスポーツ(有酸素運動)というわけです。 同じ体重の人でも、運動で筋肉量を増やした人と、なにもしない人とでは基礎代謝の量が違ってきます。
それに、運動時に脂肪をエネルギーとして消費するのも筋肉ですから、筋肉を増やせば運動時に燃焼する脂肪の量が増える、という効果もあります。
さらに脂肪を運動中に消費できるだけでなく、日常生活の中でもエネルギーを消費しやすい体になれるので、ダイエットをしても、リバウンドしにくい体になれるのです。
同時に体が引きしまるので、若々しくメリハリのあるボディラインを得られるというメリットもあります。 それと、スポーツで汗をかくと肌の代謝が良くなって美肌効果があるのも見過ごせません。
良いことずくめのスポーツ(有酸素運動)を積極的に生活の中へ取り入れましょう。
話題のメタボリック・シンドロームって?
2005年の春、日本肥満学会や日本高血圧学会などが合同で新たな診断基準を発表しました。 それが『メタボリック・シンドローム』(代謝症候群)。
その基準は、「ウエストが男性で85cm、女性で90cm以上の人に、高血圧や高血糖値などの生活習慣病が加わると、心筋梗塞・脳梗塞のリスクが急上昇する」と、内臓脂肪型肥満を警告しているもの。
なんと、日本国内でこのメタボリック・シンドロームといわれる人は、少なくとも約1,000万人。 国民の約10人に1人が該当するだろうといわれています。
運動で生活習慣病が予防できる
メタボリック・シンドロームに代表される内臓脂肪ですが、じつは有酸素運動には皮下脂肪よりも内臓脂肪を優先して燃やす性質があるのはご存じか思います。
また有酸素運動は、悪玉コレステロールを減少させたり、高血圧の改善や予防にもなるといわれています。 脂肪ばかりでなく、血液中の糖(血糖)を積極的に使うため、糖尿病の改善にも有効など、いわゆる生活習慣病の予防になるといわれています。
他にもこんなメリットがあります。
骨粗鬆症予防
運動で骨に刺激を与えると、カルシウムの沈着度が高まります。
高齢で骨密度を上げるのは難しいので、若いうちから運動を。
ストレス解消
運動をしたあとにすっきりするのは、β−エンドルフィンが増加するため。
交感神経を沈静化させ、免疫効果を高める効果も。
集中力アップ
運動をして筋肉を動かすために、脳はさまざまな信号を筋肉へ送っています。
これが脳への刺激になり、集中力がアップします。
冷え性防止
血行がよくなり新陳代謝がよくなります。
また、筋肉が増えれば血液を心臓に送る動きが強くなり、新しい毛細血管が増えます。
今や運動は、シェイプアップだけではなく、現代人の健康維持に欠かせないものといえそうですね。